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50女 膠原病とともに ~ゆるゆる日々日記~
2009年6月に膠原病(皮膚筋炎・間質性肺炎)と診断され、 その後は家でのんびり療養している50女のゆるゆるな日々日記です。病気こと、家族のこと、ふつうのおばさんの日常を綴ってます。

昨夜のカレー、明日のパン

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いつも一緒にいたかった
となりで笑ってたかった
季節はまた変わるのに心だけ立ち止まったまま
あなたのいない右側に少しは慣れたつもりでいたのに
どうしてこんなに涙が出るの
もう叶わない思いならあなたを忘れる勇気だけ
欲しいよ


言わずと知れたプリンセスプリンセスの「M」
誰もが知ってるNo.1失恋ソングですが、
この曲が最近頭から離れなくて、困ってます。

失恋ではなく、亡くなった人を思う曲としてもありなんだな、
などと思ったりしてます。
「昨夜のカレー、明日のパン」
脚本家、木皿泉による小説、第11回本屋大賞で2位にランクイン、
NHKBSプレミアム実写ドラマ化され、只今放映中
そして、私は今それにはまってます。
「M」はそのエンディングに流されるんです。

ストーリーの面白さというより、
日常のどこにでもありそうな世界観、
それをやさしく心に響く言葉で紡いでいく木皿泉作品が大好きです。

テツコは19才の時、一樹(カズキ)と結婚するも、2年後に夫カズキを病気で亡くす。
その後、義父(ギフ)との二人の同居生活が7年続いている。
義母はカズキが高校生のとき亡くなっている
現在、テツコには彼氏もいて、ギフと同居なんていつまでもおかしいよ
などと、その彼に言われプロポーズもされてるが
なかなか、ギフとの生活から一歩踏み出せずにいた。
単に居心地がいいというだけではなくて、
なんか二人には二人にしか分からない連帯感のようなものを感じる。
カズキの死は、妻であるテツコ、父親であるギフの二人にしかわからない
寂しさなのか・・・・。
病院で、検査やら、先生からの説明やら、なんやらかんやら
待たされて、待たされて、待ちくたびれて、クタクタになって
元の生活には戻れないんだって告知され
カズキを病院に残し、寒い夜の道を二人で帰ったあの日の気持ちなんて
二人にしかわからないのだ
でも、そんな寂しさを微塵も見せずに目の前のことに一生懸命に
テツコとギフはタンタンと日常を送っているのです。

でも、どこかで、もうそろそろ前に進まないと・・・・
いつまでもこのままじゃいけない・・・・・
と、二人は思っているのもわかる。

若くして死んでしまうのは本当に罪なことである
彼の周りの人達、テツコ、ギフ、隣の幼馴染、カズキのいとこ  等
カズキの死に囚われて、何か前に進み出せない、進もうとしていない
でも、もうそろそろ明るい未来に歩き始めてもいいんだよ
自分のタイミングで、自分の歩幅で  
木皿泉は登場人物みんなにやさしくそう言っているようだ。
木皿泉作品に出てくる人たちはみんないい人たち。
いい人たちだから、さっさと前に進めなくて
愛する者を失って、いつまでも立ち止まって、前に進めないでいる。

死をテーマにしているけど悲しいというより、ちょっと切ないのだ。
それでいて、なんかおかしくて、あたたくてホッコリしてくる。

テツコ・・・・・・仲里依紗
ギフ・・・・・・・鹿賀丈史
カズキ・・・・・・星野源


カズキの星野源さんがとってもいい
なんか、はかない感じがイメージとピッタンコ、
亡くなった役だからセリフはないんだけど
ニコニコ笑った顔がやさしくていい
エンディングの「M」が流れている中
みんなのそれぞれの思い出の中に笑顔で出てくる星野源さんがとてもいい。
泣けてきそうになる。

もう「M」は亡くなった人を思って歌う歌にしか思えなくなった。

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実は本も読んでるのだ
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